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【スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会】①6年生の部、5年生の部、4年生の部

(09年10月1日)

eJudo携帯版 9月25日掲載記事より

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第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会6年生の部決勝・並木泰雅-林郁磨
(6年の部決勝、並木泰雅(右)が内股で攻め込む)

東建コーポレーションプレゼンツ・第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会は22日、愛知県武道館で小学生619人が参加して開催された。

「親子の絆」をテーマに掲げたこの大会は、選手宣誓も親子がともに行い、選手のみでなく選手を育てた保護者も表彰するという珍しい大会。
試合場のコーチ席にも保護者が着席。保護者同士が互いに「礼」を行い、やや緊張気味ながらも熱心に声援を送っていた。

また、大会には津沢寿志八段、矢嶋明七段、須貝等五段、朝飛大六段、山口香六段などのゲストが駆けつけ、「受身コンテスト」や「打ち込みコンテスト」などのイベントに講師として参加、大会を盛り上げた。

試合は小学生学年別(体重・男女無差別)、1年生~6年生までの6階級で行われ、初の東海地区無差別王者の座を争って熱戦が展開された。

■6年生の部

優勝候補筆頭の、08年全国少年大会5年生の部王者山田伊織(岐阜・羽島柔道少年団)が準々決勝で横山正尭(愛知・大石道場)に僅差で敗れ、その横山も準々決勝で敗退するという波乱となったこの学年、決勝に進出したのは三重県王者の並木泰雅(三重・三重武道館)と林郁磨(岐阜・池田町柔道少年団)。

決勝は並木、林ともに右組みの相四つ。
序盤から並木の左払腰に支釣込足、林の右内股、右大内刈と互いに闘志を剥き出しにして攻め合う好試合。
並木が再三支釣込足で林を崩すが、林も1分過ぎに右内股、右大内刈の連続攻撃でヤマを作り譲らず。

第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会6年生の部決勝・並木泰雅-林郁磨 第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会6年生の部決勝・並木泰雅-林郁磨
(左:6年生の部、並木(右)と林の決勝戦)
(右:並木(左)が再三の支釣込足)

のこり40秒を過ぎてから並木は前に出続けて林を押し込み、再三場外際まで林を追い詰める。林は押し込まれながらも支釣込足、右大内刈、右払腰などで対抗するが前進する並木はこれをガッチリ受け止め、互いにポイントのないまま時間。勝敗は判定に持ち込まれた。

どちらが勝ってもおかしくない非常に難しい試合だったが、前に出続けた姿勢が評価される形で判定は2-1の小差で並木。激戦ブロックを勝ち上がった並木がうれしい東海大会初王者に輝いた。

「優勝は狙っていた」と息を弾ませながらインタビューに応えた並木。
三重県では毎年学年別で優勝してきた猛者だが、東海レベルの大会での優勝は初めて。「好きな選手は井上康生選手、何度もオリンピックに出て歴史の名を残すことが目標」と大きな夢を語ってくれた。

この日、コーチ席(保護者席)に座ったのは祖父で柔道七段の中村一幸さん。指導は「道場の先生に全てお任せしている」と直接稽古をつけることはないそうだが、この日は決勝の前に「一度勝っている相手だからといって絶対に油断するな」と泰雅君を励まし、厳しい目で試合を見つめていた。

並木選手は今大会の最優秀選手賞も獲得。並木選手には特別協賛の東建コーポレーションより副賞の「ホテル多度温泉宿泊券」が贈られた。

【入賞者】

優勝:並木泰雅(三重・三重武道館)
準優勝:林郁磨(岐阜・池田町柔道少年団)
第3位:森山大輝(岐阜・池田町柔道少年団)、中江美裕(愛知県・大石道場)

ベスト8:横山正尭(愛知・大石道場)、太田陸斗(三重・尾鷲柔道スポ少)、曽根拓磨(静岡・静岡東部柔道クラブ)、高木雄介(岐阜・垂井町柔道スポ少)

第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会6年生の部優勝・並木泰雅
(6年生の部優勝、大会最優秀選手の並木選手)

並木泰雅選手のコメント
「アップの時から動きが良かったので、今日はいけると思っていました。いままで東海レベルの大会ではなかなか勝てなかったし、小学生最後の大きい大会で優勝できて嬉しい。決勝は一本勝ちを狙っていたのでちょっと残念。前に支釣込足で投げていた相手なので、得意技の払腰など、別の大技で一本を取りたかった。」

祖父・中村一幸さんのコメント
「普段は「もうすこしやんちゃでもいいくらい」と思ってしまうくらい無口な子だが、柔道は一生懸命。人生いつでも忍耐が必要な局面があるので、柔道を通じて忍耐を学んで、まっすぐに育ってほしい。」

【準々決勝】

森山大輝○優勢[有効]△横山正尭

並木泰雅○内股△太田陸斗

林郁磨○優勢[有効]△曽根拓磨

中江美裕○上四方固△高木雄介

【準決勝】

並木泰雅○合技△森山大輝

林郁磨○優勢[僅差]△中江美裕

【決勝】 並木泰雅○優勢[僅差2-1]△林郁磨

■5年生の部

決勝に進出したのは、前々日の全日本選抜少年大会でも大将として羽田野道場のベスト8入りに貢献した磯村亮太(愛知・羽田野道場)と5月の全国少年大会で個人戦3位入賞の堤大志(三重県・三重武道館)。

第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会5年生の部決勝・磯村亮太-堤大志
(決勝は磯村亮太(右)-堤大志の顔合わせ)

決勝は磯村、堤ともに右組みの相四つ。

序盤から堤が支釣込足、大内刈、右内股と攻め込んで優勢。
40秒すぎには横襟を深く握り磯村の頭を下げさせると、右体落、支釣込足と技をつないで優勢に試合を進める。

一方の磯村は、堤の右内股をガッチリ潰すなど大きく崩れる場面はないものの後手に回って苦しい試合。

堤が右内股、右大内刈、右内股と連続攻撃を見せた1分26秒、磯村に「教育的指導」。

その後も堤が優勢に試合を進めるが、残り12秒、再び横襟を深く握った堤が前に出たところを磯村が右払巻込。堤これに耐え切れず回り磯村の「有効」。

第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会5年生の部決勝・磯村亮太-堤大志 第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会5年生の部決勝・磯村亮太-堤大志
(左:堤が支釣込足で攻め込む)
(右:磯村が逆転の払巻込で「有効」を奪う)

時間がほとんどなく追い込まれた堤、走って磯村に飛び掛かるがこれを磯村が胸を合わせて受け止めたところで時間。

攻めに攻めこまれながらも、持ち前の一発の強さを見せた磯村が初代王座に輝いた。
「ずっと攻められていて悔しかったので一発決めてやろうと思っていた」と試合を振り返った磯村はやや反省の表情。「来年は全国大会優勝を目指します。」と目標を語り、「もっともっと稽古しないと」と決意を新たにしていた。

この日、コーチ席に座ったのは母親の美枝さん。決勝を前にして「負けは許さない。自信を持っていけ」と厳しい口調で愛息を叱咤していたが、試合後には「コーチ席は凄く緊張した。本人が緊張するタイプなので、こちらが緊張を見せてはいけないと気を遣いました。」と一転、笑顔でホッとした表情を見せていた。

【入賞者】

優勝:磯村亮太(愛知・羽田野道場)
準優勝:堤大志(三重・三重武道館)
第3位:岩倉優輝(静岡・大東柔道クラブ) 、田中大地(岐阜・羽島柔道少年団)

ベスト8:渡邊神威(岐阜・羽島柔道少年団)、佐々木紅映(愛知・青山柔道クラブ)、加古真稔(愛知・蜷川道場)、長尾太司(愛知・大石道場)、島村尚太(美濃柔道)

第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会5年生の部優勝・磯村亮太
(優勝の磯村亮太選手)

磯村選手のコメント
「一昨日(全日本少年選抜大会)は残念だったけど、東海大会で優勝できたのでちょっと自信になった。ずっと攻められて悔しかったので一発決めてやろうと思っていた。得意技は払腰。柔道はとにかく楽しいです。好きな選手は鈴木桂治。将来はオリンピックに出たい。」

母親の磯村美枝さんのコメント
「負けた相手には絶対勝つ、と決めて努力するのがいいところ。今日の相手にも一度負けているがよく勝ったと思います。でも内容は良くないので歩いて帰らせます(笑)。柔道を通じて、強い弱いではなく、思いやりを持つ、、弱い子を助けてあげられる人に育ってほしいと思います。」

【準々決勝】

岩倉優輝○後袈裟固△佐々木紅映

磯村亮太○袈裟固△島村尚太

堤大志○横四方固△加古真稔

田中大地○優勢[技有]△長尾太司

【準決勝】

磯村亮太○横四方固△岩倉優輝

堤大志○優勢[有効]△田中大地

【決勝】

磯村亮太○優勢[有効]△堤大志

■4年生の部

決勝に進出したのは高木一石(愛知・羽田野道場)と米山竜生(富士市柔道会)の2名。

高木、米山ともに左組みの相四つ。

開始から前に飛び出した高木が左大外刈の連続攻撃で相手を追い詰め、そのまま左払腰に入れば、これまで下がって受けていた米山バランスを保てず一回転し「一本」。
17秒で試合を決めた高木が初代東海王座に輝いた。

第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会4年生の部決勝・高木一石-米山竜生 第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会4年生の部決勝・高木一石-米山竜生
(左:高木一石(左)と米山竜生の決勝戦)
(右:高木が払腰「一本」)

高木は「優勝は狙っていた。途中すこし心配になったけど、勝ててよかった」と笑顔で勝利の弁。
「勝てて気持ちいい。「イエーイ」という気持ちです」と小学生らしく素直に喜びを語ってくれた。

コーチ(保護者)席に座った母親の美和さんが「こんな近くで息子の試合を見るのは初めてでドキドキした。息子に許可を取って座らせてもらいました」と笑顔を見せると一石君も「たまにはこういうのもいいかもしんない」と破顔。親子息のあったところを見せ、優勝を喜びあっていた。

【入賞者】

優勝:高木一石(愛知・羽田野道場)
準優勝:米山竜生(静岡県・富士市柔道会)
第3位:和田梨乃子(愛知県・一枚岩道場)、阪本凌一(三重県・松阪市武道館柔道教室)

ベスト8:新井康介(三重・久居柔道教室)、山科良悟(三重・松阪市武道館柔道教室)、新井健太郎(三重・久居柔道教室)、原田秀平(愛知・県武柔道クラブ)

第1回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会4年生の部優勝・高木一石
(優勝の高木一石選手)

高木選手のコメント
「ずっと判定で勝っていて良くないと思っていたけど、決勝は得意の払腰で「バコーン」と投げることが出来たので良かった。柔道は始めたころは嫌だったけど今は好き。尊敬する選手は同じ道場の中学生の寺村拓人くんです。一本で勝てる選手になって、将来はオリンピックに出たい」

母親・高木美和さんのコメント
「明るくて素直な子です。体が大きかったので何か武道をやらせたいと柔道を選びました。決勝は「緊張せずにいつも通りに」と送り出しましたが、同じ道場の磯村くんが一緒だったので平気だったようです。柔道を通じて、他人に思いやりを持てるような心の広い人になってもらいたいと思っています。」

【準々決勝】

高木一石○優勢[僅差]△新井康介

和田梨乃子○優勢[技有]△山科良悟

阪本凌一○優勢[有効]△新井健太郎

米山竜生○優勢[僅差]△原田秀平

【準決勝】

高木一石○優勢[僅差]△和田梨乃子

米山竜生○優勢[僅差]△阪本凌一

【決勝】

高木一石○払腰△米山竜生

※eJudo携帯版「e柔道」9月25日掲載記事より転載・編集しています。

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