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■注目■ 好選手続出、全日本ジュニア100kg級各選手の成績は

(09年9月30日)

eJudo携帯版 9月16日掲載記事より

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09年全日本ジュニア柔道100kg級優勝・高木海帆
(100kg級優勝の高木(右))

本命不在、有望株の選手も特に見当たらないという階級もある中で、今年の全日本ジュニア100kg級には優勝の高木海帆(東海大1年)、準優勝の羽賀龍之介(東海大相模高3年)以外にも有望選手、話題の選手が集中した。

各選手の試合ぶりを簡単にレポートしてみよう。

まず、抜群のパワーと豪快な払腰で昨年高校柔道界で大暴れした岩尾敬太(国士舘大1年)

岩尾は左肘を負傷しており、テーピングで患部をグルグル巻きにしての出場。
釣手が十分に使えない非常に苦しい状態ではあったが、初戦の田中成司(鹿児島情報高3年)戦を「有効」で乗り切り、最初のヤマと見られた小林監之(天理大1年)戦を迎えた。

序盤は左釣手に力が入らないのか、釣手を先に引き手側に回して「巻き込み」の形で相手と駆け引きしていた岩尾だったが、業を煮やしたか、1分過ぎに釣手をしっかりと持ち思い切り良く左払腰。これが見事に決まって「一本」。フィニッシュは巻き込みの形だったが、岩尾らしい、地響きが立つような豪快な勝ちぶりで健在をアピールした。

09年全日本ジュニア柔道100kg級・岩尾敬太
(岩尾が豪快な払巻込で小林から一本勝ち)

大学の水に慣れるのに時間がかかったか、本来の豪快な柔道が影を潜めているという評もあった岩尾だが、思い切りの良さといいその破壊力といいこの試合には岩尾らしさが凝集されていた。

この豪快な戦いぶりこそが、しぶとく食らいつく柔道が身上の国士舘大が外から「新しい血」の岩尾を迎え入れた最大の要因ではないだろうか。まずは怪我をしっかり治して、今後もこのスケールの大きい柔道を貫いて成長してもらいたい。

高校柔道界の強豪、大成高のポイントゲッター高橋良介(大成高3年)も目立っていた。
インターハイは膝の状態が最悪で、1回戦で優勝者の羽賀龍之介と対戦する組み合わせの悪さを乗り切ることができなかったが、今大会は持ち前の思い切りの良さが復活。

本戦は3回戦で高木海帆に横四方固で完敗したが、敗者復活戦では今年の全日本学生優勝大会の大活躍で注目を集める小林督之(天理大1年)に大内刈で一本勝ち、次戦は、本戦で羽賀龍之介にしぶとく食らいついて4分間戦い抜いた(指導2で敗退)下和田翔平(日体大1年)から得意の大内刈で「技有」を奪って勝利。

09年全日本ジュニア柔道100kg級・高橋良介
(高橋(左)は王者・高木にも臆せず大外刈で攻め込む)

「組み合わせは関係ない。この厳しい100kg級を勝ち残っていくのが本当の強さ」とコメントした石田輝也監督の期待に応えるように3位に食い込んだ。高校1年時のいい意味でのふてぶてしさ、思い切りの良さが復活しつつある高橋には大学進学後も期待だ。

前述の小林督之(天理大1年)は初戦の奥田浩貴(津幡高3年)戦は払腰「一本」で勝ち上がったものの以降は持ち味である一発の魅力を出す前に敗退。岩尾敬太に払腰、高橋良介に大内刈で連敗し今大会に関してはいいところがなかった。

一方、天理コンビのもう1人、村岡大潤(天理大1年)は今大会の台風の目と言っていい活躍。

164cmのズングリ体型で腰が重く、受けの強さはトップレベル。

羽賀龍之介との3回戦では、羽賀の左内股に谷落で食らいついて「有効」、さらに羽賀が左小外刈で体を捨てにきたところを空振りさせ体を浴びせて「有効」とともに後の先の技ながら羽賀の攻撃を全く寄せ付けず1分半過ぎまでは圧倒的にリード。

この試合は大外刈を仕掛けようと前に出たところを逆に羽賀の左小外刈「一本」で沈んだが、リードしている状況、しかもそれまで後の先の技で取ってきた状況にも関わらず、正木嘉美監督以下天理大スタッフは「掛けろ!前に出ろ!」の大合唱。天理大にこの姿勢がある限り小林はまだまだ伸びるだろう。

3位決定戦では岩尾敬太に大内刈「有効」をリードされたものの払巻込で「技有」を奪い返して、受けだけでなく攻撃力の強さもしっかり見せた村岡。
スター選手揃いの100kg級にいい意味で古風なスタイルの村岡の参戦は面白い。今後の成長が楽しみだ。

09年全日本ジュニア体重別選手権100kg級・村岡大潤-羽賀龍之介 9年全日本ジュニア体重別選手権100kg級・村岡大潤-岩尾敬太
(左:村岡が谷落で羽賀から「有効」を奪う)
(右:村岡は岩尾から払巻込「技有」で3位入賞)

先輩の寺島克興(国士舘大2年)の欠場で出場のチャンスが巡ってきたインターハイ東京代表浅沼拓海(国士舘高2年)は初戦で山本喜就(島根県警警察学校)に「技有」を奪われ敗退。ジュニアレベルで戦うにはまだまだ地力を上げる必要がありそうだ。

※eJudo携帯版「e柔道」9月16日掲載記事より転載・編集しています。

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写真:K2PhotoClub 國井敬児


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