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【全日本ジュニア体重別選手権レポート】⑤男子81kg級、90kg級

(09年9月30日)

eJudo携帯版 9月14日掲載記事より

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■81kg級・学生王者・川上智弘が中井貴裕の挑戦退け優勝

09年全日本ジュニア柔道81kg級優勝・川上智弘
(優勝を決めた川上は思わず拳を握り締める)

決勝に進出したのは川上智弘(國學院大2年)と中井貴裕(流通経済大1年)の2人。

昨年の全日本学生体重別81kg級を1年生で制した川上はこの日好調。2回戦で泉谷啓登(天理大1年)を小外刈、大辻康太(埼玉大1年)を「有効」優勢、清水大樹(大成高3年)を大外刈で退けて決勝に進出。

一方の中井は昨年この大会準優勝。2回戦で保宗篤人(岡山商科大1年)を僅差、3回戦で藤本英謙(明治大1年)を横四方固、準決勝では同学年のライバル住谷仁志(国士舘大1年)との消耗戦をしのぎきって僅差2-1で勝利。相手の嫌なところをついていく持ち味を遺憾なく発揮して、しぶとく決勝まで勝ち上がった。

決勝は左の相四つ。
中井、気合い十分に開始早々から前に出て左大内刈、左背負投と先手を取るが、川上落ち着いて奥襟を叩き鋭い左小外刈。ややかかりが浅いかに思えたが、上体の決めがよく、中井の体をめくるように川上が体を浴びせれば中井たまらず背中から畳に落ちて「一本」。20秒。

09年全日本ジュニア柔道81kg級決勝・川上智弘-中井貴裕
(川上が小外刈から巧みに体を浴びせて「一本」)

川上はうれしい全日本ジュニア初優勝。既にドイツジュニアでも2位に入賞しており世界ジュニアの有力候補として改めて名乗りをあげる形となった。

中井は昨年の決勝に続き、試合が落ち着く前の早い段階で一本負け。今年も勝負どころで持ち前の粘りを発揮することができなかった。

【入賞者】

優勝:川上智弘(國學院大2年)

準優勝:中井貴裕(流通経済大1年)

第3位:大辻康太(埼玉大1年)、清水大樹(大成高3年)

09年全日本ジュニア柔道81kg級決勝・川上智弘
(優勝の川上選手)

川上選手のコメント
「うれしい。優勝を意識はしていましたがプレッシャーはありませんでした。調子が良かったのでひとつひとつ戦っていけば勝てるかなと思っていました。決勝の一本勝ちはたまたまです(笑)。得意技は小外刈ですが、いまのところ足技しかないので、しっかり一本を取れる技を身につけたいと内股等に取り組んでいます。これからも頑張ります」

【準決勝】

川上智弘○大外刈△清水大樹

中井貴裕○GS僅差3-0△住谷仁志(国士舘大1年)

【3位決定戦】

大辻康太○GS僅差2-1△住谷仁志

清水大樹○合技△藤本英謙(明治大1年)

【決勝】

川上智弘○小外刈△中井貴裕

■90kg級・西山大希がライバル春山を「一本」で降す

09年全日本ジュニア柔道90kg級決勝・西山大希-春山友紀
(決勝戦、西山(左)は両襟を抑えて前に出る)

決勝に進出したのは西山大希(筑波大1年)と、一昨年この大会を高校2年生で制している春山友紀(国士舘大1年)の優勝候補2名。

西山は初戦から動きが良く、2回戦で花村恭介(日本学園高2年)を袖釣込腰、3回戦で早坂優季(東洋大2年)を「指導3」優勢、準決勝はインターハイ王者の阿部大治(豊栄高3年)の挑戦を3分24秒、見事な内股「一本」で退けて、圧勝続きでの決勝進出となった。

09年全日本ジュニア柔道90kg級2回戦・西山大希-花村恭介
(2回戦、西山は豪快な袖釣込腰で一本勝ち)

春山は初戦で高校九州王者の重松賢太郎(福岡大大濠高3年)に一時リードを許したがこれを後袈裟固「一本」で切り抜けると、3回戦は鈴木慎平(水戸短大附高3年)に総合勝ち、準決勝は手のうちを知られた穴井航史(東海大1年)からポイントを奪うことはできなかったが僅差3-0で勝利して決勝に進出した。

09年全日本ジュニア柔道90kg級3回戦・春山友紀-鈴木慎平
(3回戦、春山が小外刈で「技有」を奪う)

決勝は西山左、春山右のケンカ四つ。

開始早々からお互いに引き手が取れないが、意を決した西山、両襟を握って春山を抑えつけ、左内股、左大外刈と大技を連発。左内股を2度連続して繰り出した36秒、早くも春山に「指導1」。
以降も西山は攻撃の手を緩めない。両襟を掴んで左小外刈、左内股、左大外刈と攻め込み、一方の春山の反撃は1分3秒に西山の小外刈を右内股、1分57秒に西山の左内股を右小外刈と切り返しての技に留まり、主導権は西山が握り続けた。

2分25秒、両襟を落としての左大外刈を狙った西山、引き手を襟から袖へ持ちかえてすかさず左内股。これが見事に決まって「一本」。
ライバルの春山に勝って念願の日本一を決めた西山は拳を握り締めて雄叫びをあげた。

09年全日本ジュニア柔道90kg級決勝・西山大希-春山友紀
(西山の左内股が奇麗に決まって「一本」)

再三の内股に対して春山は明らかに内股透を狙っていたが、それを恐れずに掛け続けた西山の強い気持ちが際立った一戦だった。

【入賞者】
優勝:西山大希(筑波大学1年)
準優勝:春山友紀(国士舘大1年)
第3位:穴井航史(東海大1年)、阿部大治(豊栄高3年)

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(優勝の西山)

西山大希選手のコメント
「春山選手にはインターハイで2年連続で負けていて、今日は絶対にリベンジしようと思っていました。昨日弟(雄希・桐蔭学園高3年)が勝っているので兄が負けるわけにはいかないです。決勝は相手の技出しが遅かったので、先に掛け続ければいけると思っていました。途中優勢勝ちもありましたが、初戦から決勝まで良い調子で柔道が出来たと思います。」

【準決勝】

西山大希○内股△阿部大治

春山友紀○GS僅差3-0△穴井航史

【3位決定戦】

穴井航史○優勢[有効]△早坂優季(東洋大2年)

阿部大治○優勢[指導2]△高谷弘樹(近畿大1年)

【決勝】

西山大希○内股△春山友紀

※eJudo携帯版「e柔道」9月14日掲載記事より転載・編集しています。

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写真:K2PhotoClub 國井敬児


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