PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

【インターハイ第3日レポート】②男子個人戦100kg級、100kg超級

(2009年8月21日)
eJudo携帯版 8月11日掲載記事より

■100kg級・羽賀が圧倒的な強さで全試合一本勝ち

第58回インターハイ柔道競技100kg級決勝・羽賀龍之介(東海大相模高)-小比類巻裕(青森北高)
(決勝戦、羽賀(東海大相模高)が豪快な大外刈を決める)

この階級の注目はなんと言っても羽賀龍之介(神奈川・東海大相模)。前日の団体戦でも全試合一本勝ちでチームのインターハイ連覇、2年連続高校三冠の偉業達成の原動力となっている。

その羽賀は、初戦で高橋良介(愛知・大成)と激突。普通であれば決勝で対戦すべき両雄がいきなり1回戦で相見えることとなった。
とはいえ、今大会の高橋は、右ヒザに負傷を抱える不完全な状態。万全でも羽賀が有利と言われているのに、コンディション最悪の状態ではなすすべなく、開始1分3秒、羽賀の強烈な左内股に高橋はあえなく宙を舞った。

羽賀は続く2回戦の庄司博一(山形・山形工業)にも、内股「技有」と上四方固「技有」の合わせ技で快勝。さらに3回戦の奥田浩貴(石川・津幡)を小外刈、4回戦の大王光貴(鹿児島・鹿児島商業)を内股で破って準決勝へ進み、準決勝の土谷雄輔(埼玉・花咲徳栄)にも小外刈で一本勝ちし、オール一本勝ちの抜群の強さで決勝進出を決めた。

別ブロックから決勝へ進んだのは小比類巻裕(青森・青森北)。小比類巻は1回戦の渡辺裕太(富山・小杉)、2回戦の杉田岳(千葉・東海大浦安)に「有効」優勢勝ち、3回戦の内村拓瑠(大阪・東海大仰星)にはGSにもつれる接戦の末の僅差判定勝ちと、苦戦しながらも勝ち進むと、4回戦の鎌田聖翔(兵庫・科学技術)には隅返で一本勝ち、さらに準決勝の古内孝明(宮城・東北学院)にも内股で一本勝ちし、少しずつ調子を上げての決勝進出となった。

しかし決勝でも際立ったのは羽賀の強さだった。左組みの羽賀はケンカ四つの小比類巻に対し、開始早々、組むや否やの内股で「有効」を奪うと、その後も攻撃の手を緩めず、1分40秒、左大外刈で一本勝ち。まさに圧勝。非の打ちどころのない見事な勝ちっぷりで、団体優勝に続き個人タイトルも手にした。

全試合を通して見ても、危ないシーンは一つもなく、その実力はまさに突出した存在。
東海大の関係者によれば、東海大の学生の中に入っても、上位3本の指に入るほどの実力をすでに備えているという。今回はキャプテンとして、団体戦でもチームを引っ張る活躍を見せ、まさに羽賀龍之介のためのインターハイと言っても過言ではないほどの輝きを放っていた。

第58回インターハイ柔道競技100kg級優勝・羽賀龍之介(東海大相模高)
(優勝の羽賀)

羽賀龍之介選手のコメント
「勝った瞬間はうれしいというよりホッとしただけ。高校三冠のプレッシャーがあって、ずっと緊張していましたから。自分自身、とてもいい経験ができたと思っています。結果的に団体戦、個人戦とも全部一本勝ちできたのと、課題だった内股以外の技で、結構勝てたのもよかった。次はシニアの大会でしっかりと結果を出したいと思います」

【入賞者】

優勝:羽賀龍之介(神奈川・東海大相模高)
準優勝:小比類巻裕(青森・青森北高)
第3位:土谷雄輔(埼玉・花咲徳栄高)、古内孝明(宮城・東北学院高)

【準々決勝】

羽賀龍之介(神奈川・東海大相模高)○内股(0:29)△大王光貴(鹿児島・鹿児島商高)

土谷雄輔(埼玉・花咲徳栄高)○優勢[有効]△浅沼拓海(東京・国士舘高)

古内孝明(宮城・東北学院高)○GS僅差△井上貴博(佐賀・龍谷高)

小比類巻裕(青森・青森北高)○隅返(0:44)△鎌田聖翔(兵庫・科学技術高)

【準決勝】

羽賀龍之介○小外刈(1:33)△土谷雄輔

小比類巻 裕○内股(1:20)△古内孝明

【決勝】

羽賀龍之介○大外刈(1:40)△小比類巻 裕

■100kg超級・本命不在の階級を水田良一(福岡大大壕高)が制す

第58回インターハイ柔道競技100kg超級決勝戦・水田良一(福岡大大濠高)
(決勝戦、水田の大外巻込が決まって「一本」)

本命不在と言われた100kg超級で決勝へ進出したのは、水田良一(福岡・福岡大附大濠)と村上拓(神奈川・桐蔭学園)。

水田は初戦の岩田卓也(三重・鈴鹿)に「有効」優勢勝ちした以外は、すべて一本勝ちで準決勝進出。 2回戦の羽鳥雄介(栃木・國學院栃木)には大外落、3回戦の小幡豪紀(石川・日本航空石川)には大外刈、4回戦の森明大(香川・高松商業)は小外刈、さらに準決勝の渡辺祥真(静岡・沼津)には袈裟固と、いずれも2分以内に勝負を決める快進撃だった。

一方、2年生でファイナリストとなった村上は、初戦の中山義崇(富山・富山第一)に「有効」優勢勝ち、2回戦も九州チャンピオンの土屋潤(鹿児島・鹿児島商業)にやはり「有効」優勢勝ちと苦戦。
しかし、そのあたりから徐々に調子を上げ、3回戦の福田大樹(徳島・阿波)に内股で一本勝ちすると、続く4回戦の山城光司(広島・近大附福山)にも袈裟固で快勝。さらに準決勝でも強豪、奥村達郎(大阪・東海大仰星)を大内刈で破っての決勝進出だった。

182cm106kgの村上、183cm110kgの水田。右の相四つ。

村上は序盤から大内刈、内股で果敢に攻め込み、先手の攻撃で試合のイニシアティブを握る。3分23秒には技の出ない水田に「指導」が与えられるが、終了間際、水田が組み際の一瞬のスキを突き、素早い動きで大外巻込に入れば、これが見事に決まって「一本」、3分45秒。
水田がインターハイチャンピオンに輝いた。

第58回インターハイ柔道競技100kg超級優勝・水田良一(福岡大大濠高)
(100kg超級優勝の水田)

水田良一選手のコメント
「先生(徳永晃一監督)が今年いっぱいで教員をおやめになるので、先生のためにもぜひ優勝したかった。今回一番心がけたことは先にポイントを取っても、最後まで手を抜かずに攻めること。それが優勝という結果につながったんだと思います」

【入賞者】

優勝:水田良一(福岡・福岡大大濠高)
準優勝:村上拓(神奈川・桐蔭学園高)
第3位:渡辺祥真(静岡・沼津高)、奥村達郎(大阪・東海大仰星高)

【準々決勝】

渡辺祥真(静岡・沼津高)○優勢[技有]△三原拓也(奈良・天理高)

水田良一(福岡・福岡大大濠高)○小外刈(1:26)△森明大(香川・高松商高)

奥村達郎(大阪・東海大仰星高)○大外返(2:44)△井上貴裕(東京・国士舘高)

村上拓(神奈川・桐蔭学園高)○袈裟固(2:37)△山城光司(広島・近大福山高)

【準決勝】

水田良一○袈裟固(1:56)△渡辺祥真

村上 拓○大内刈(3:42)△奥村達郎

【決勝】

水田良一○大外巻込(3:45)△村上拓

※eJudo携帯版「e柔道」8月11日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・トピックス」一覧に戻る



supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.