コマツが三井住友海上との接戦制す・全日本実業団体対抗大会女子第一部マッチレポート(2009年6月18日)
※eJudo携帯版 6月15日掲載記事より ※男子第2部、男子第3部、女子第2部のマッチレポートはeJudo携帯版「e柔道」に掲載しています。 (事実上の決勝戦となったコマツ‐三井住友海上戦。 コマツ・副将の渡邉が一本背負投で一本勝ち。 このポイントが勝負を決めた) 女子第1部は、ヤックスケアサービス(以下、ヤックス)、コマツ、三井住友海上(以下、三井住友)、自衛隊体育学校(以下、自体校)の4チームによるリーグ戦で優勝が争われた。 試合は5人戦。先鋒、次鋒が57kg級、中堅、副将が70kg級、大将が無差別という体重区分にベストの布陣を組めるコマツが今大会の優勝候補の筆頭。それを追う三井住友海上と自衛隊体育学校がどのような試合を展開するのかが注目された。 最初の試合、コマツ―ヤックスは、コマツが実力通りの強さを見せつけ、5-0で圧勝。 続く2試合目の三井住友―自体校は先鋒の山岸絵美が小島愛子に上四方固めで一本勝ちして三井住友が先行するも、次鋒から副将までの3試合は引き分けのあと、自体校の池田ひとみが高橋千尋を内股透で破り、1-1の引き分け。 3試合目は三井住友がヤックスに4-0。 4試合目のコマツ―自体校は、先鋒の岩田千絵が広村麻衣に後袈裟固で、大将の杉本美香が池田ひとみに払腰で一本勝ちし2-0でコマツが快勝した。 5試合目は自体校がヤックスを4-0で下し、ヤックスの最下位が決定。それ以外の結果は、最終戦のコマツ―三井住友戦の内容次第ということになった。 事実上の決勝戦となったコマツ―三井住友。引き分けでもコマツが優勝、三井住友は勝たなければ優勝はない。 コマツ 三井住友 (先)岩田千絵(57kg)―山岸絵美(48kg) (次)宇高菜絵(57kg)―中村美里(52kg) (中)岡明日香(70kg)―上野順恵(63kg) (副)渡邉美奈(70kg)―徳久 瞳(57kg) (大)杉本美香(78kg超)―上野巴恵(70kg) 大将戦に不安を抱える三井住友はそれまでの試合とオーダーを大幅に変更して一か八かの勝負に出たが、すべての階級において、コマツの選手が1~2階級上という不利な状況は否めない。対するコマツは岡と渡辺の位置を入れ替える微妙な調整。隙のない、万全のオーダーで三井住友を迎え撃った。 先鋒戦は三井住友の山岸がスピードと切れのある技で岩田を翻弄し、大外刈で尻もちをつかせるなど若干優位な内容だったものの引き分け。 次鋒戦の宇高―中村は、北京五輪銅メダルの中村が得意の足技と体落などで攻め、階級上の宇高と互角に試合を進めて引き分け。 (三井住友・中村がコマツ・宇高を攻め込む) 中堅戦の岡と上野順、実力者同士の戦いはどちらも決め手に欠けこの試合も引き分け。三井住友としては、前3人でなんとかポイントを取りたかったが、コマツの厚い壁を崩せないまま後半戦(副将戦)に。 この時点で、大将に杉本という大黒柱を置くコマツが断然有利な状態。なんとかポイントを取ろうと前に出る三井住友キャプテンの徳久を、コマツ渡邉がタイミングよく背負投で担ぎ上げ「技有」を先行、さらに勝負をかけて前に出てきた徳久を見事な一本背負いで投げて完勝。この時点でコマツの優勝が決定した。 大将戦は、一矢を報いたい三井住友の上野巴が30kg近い体重差に押されながらも必死に動いて技を仕掛けていったものの、杉本を崩すことはできず、引き分けに終わった。 (上野は必死に仕掛けるが杉本を崩すには至らず) 結局、1-0で三井住友を下したコマツが、全試合失点なしの安定した強さで3連覇を達成した。 松岡監督コメント 「決して楽な展開ではありませんでしたが、勝てて良かった。三井住友戦は、あそこまでオーダーを変えてくるとは思いませんでした。渡邉の調子があまりよくなくて不安でしたが、大事な場面でよく取ってくれました」 女子第1部で3連覇を達成したコマツ 大会名:第59回全日本実業柔道団体対抗大会・女子第1部 日時:2009年6月6日 場所:福岡市民体育館 優勝:コマツ(3勝) 準優勝:三井住友海上(1勝1敗1分) 優秀選手:渡邉美奈(コマツ)、山岸絵美(三井住友海上)、岩田千恵(コマツ) 【リーグ戦スコア】 コマツ 5-0 ヤックスケアサービス 三井住友海上 1-1 自衛隊体育学校 三井住友海上 4-0 ヤックスケアサービス コマツ 2-0 自衛隊体育学校 自衛隊体育学校 4-0 ヤックスケアサービス コマツ 1-0 三井住友海上 【対戦詳細】 コマツ 1-0 三井住友海上 (先)岩田千絵×引分×山岸絵美 (次)宇高菜絵×引分×中村美里 (中)岡明日香×引分×上野順恵 (副)渡邉美奈○一本背負投△徳久瞳 (大)杉本美香×引分×上野巴恵 ![]() docomo版QRコード au版QRコード ※男子第2部、男子第3部、女子第2部のマッチレポートはeJudo携帯版「e柔道」に掲載しています。 →eJudoトップページに戻る →「ニュース・トピックス」一覧に戻る |
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