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東海大相模が重圧はねのけ連覇達成・全国高等学校柔道選手権大会

(2008年3月20日)

羽賀龍之介・内股

(写真:東海大相模の次鋒・羽賀が国士館・田中から内股で一本勝ち)

全国高等学校柔道選手権大会は20日、日本武道館で行われ、男子は前年度優勝の東海大相模(神奈川)がライバル校の厳しいマークをはねのけて2連覇を達成した。

東海大相模は準決勝で児玉・岩尾の大砲2枚を擁する修徳(東京)に食い下がられながらも1人残しでこれを降し、決勝に進出。
相手はしぶとい柔道で僅差の試合を制し続けてきた国士館(東京)。

先鋒穴井航史は引分。
次鋒羽賀龍之介は佐藤雄哉に粘られながらも終盤にラッシュを掛ける時間帯を作り「指導1」で勝利。
羽賀は続く中堅田中優也との対戦では「指導1」で先行されたがこれに奮起し1分14秒、見事な内股で一本勝ち。この勝利が流れを大きく東海大相模に引き寄せた。

次戦、疲労困憊の羽賀は残り13秒で国士館の副将上杉亮太に内股で一本負けするが、ここで東海大相模は中堅豊田竜太が登場。
怪我明けで本調子ではない豊田は序盤に送足払で有効を奪われるが、2分過ぎから俄然攻勢に出、「指導2」奪取で引分に持ち込む。
最後は副将藤井岳が国士館のポイントゲッター春山友紀をきっちり引分で止め、大将の高木海帆を残して2連覇を決めた。

「国士館がしぶとい柔道をやってくるのはわかっていた。勝利には先制する展開が必要になる」と元気のいい羽賀龍之介を次鋒で起用した高橋洋樹監督の采配が見事に当たった形。
しかし高橋監督の優勝の弁はまず反省から。
「一言で言って、プレッシャー。連覇の重圧から動きが硬く、まず守りから入る柔道になっていた。うちらしい攻撃的な柔道は最後まで見られなかった」と、東海大相模本来の攻める柔道が貫けなかったことを悔やみ、「勝たなければいけないプレッシャーは想像以上ということを痛感した」と連覇の難しさを語った。
しかしきちんと結果を出したことは事実。
「どんな勝ち方であれこの苦しみを乗り越えたのは貴重な経験。三冠の挑戦権は春を制したうちにしかないので、しっかり修正して今年こそはきちんと三冠を取りたい。」と決意を語った。

怪我明けでエントリーが危ぶまれた豊田竜太の出来は高橋監督曰く「まだ彼の力の30%」。
豊田の復活によりさらに厚くなる選手層に加え、連覇の重圧に耐えた選手たちが本来の攻撃的柔道を取り戻せば三冠達成も現実味を帯びてくる。
今年も高校柔道シーンは東海大相模を中心に展開されることになりそうだ。

3位は修徳(東京)、大成(愛知)。
(※準決勝詳報はeJudo携帯版に掲載しています。)

最優秀選手には羽賀龍之介(東海大相模)、優秀選手には高木海帆(東海大相模)、高橋良介(大成)、岩尾敬太(修徳)が選ばれた。

東海大相模
写真:優勝した東海大相模高校


優勝:東海大付属相模高校(神奈川)
準優勝:国士館高校(東京)
第3位:大成高校(愛知)
第3位:修徳高校(東京)

敢闘賞:甲陵高校(鹿児島)・東海大付属仰星高校(大阪)・國學院大學栃木高校(栃木)・田村高校(福島)

最優秀選手:羽賀龍之介(東海大付属相模高校)

優秀選手:高木海帆(東海大付属相模高校)・春山友紀(国士館高校)・岩尾敬太(修徳高校)・高橋良介(大成高校)

■決勝

東海大相模○1人残し△国士館

(先)穴井航史×引分×住谷仁志(先)
(次)羽賀龍之介○指導1△佐藤雄哉(次)
(次)羽賀龍之介○内股△田中優也(中)
(次)羽賀龍之介△内股○上杉亮太(副)
(中)豊田竜太×引分×上杉亮太(副)
(副)藤井岳×引分×春山友紀(大)
(大)高木海帆


■準決勝

国士館○代表戦△大成

(先)佐藤雄哉×引分×稲田基(先)
(次)田中優也×引分×菅原健志(次)
(中)住谷仁志×引分×中井貴裕(中)
(副)上杉亮太△有効優勢○稲木貴統(副)
(大)春山友紀○指導1△稲木貴統(副)
(大)春山友紀△引分△高橋良介(大)
(代)春山友紀○GS僅差△稲木貴統(代)

春山
写真:代表戦、GS終了まぎわに国士館の春山が大成の稲木に体落を仕掛ける)
(※準決勝詳報はeJudo携帯版に掲載しています。)


東海大相模○1人残し△修徳

(先)山邊章平○技有優勢△田中健太郎(先)
(先)山邊章平×引分×石井貴大(次)
(次)藤井岳○指導1△狩野貴大(中)
(次)藤井岳△払腰○児玉雄一(副)
(中)羽賀龍之介○大外刈△児玉雄一(副)
(副)羽賀龍之介△指導1○岩尾敬太(大)
(副)豊田竜太△大外刈○岩尾敬太(大)
(大)高木海帆○横四方固△岩尾敬太(大)


■準々決勝

東海大相模○3人残し△甲陵

(先)穴井航史○効果優勢△池田宏次郎(先)
(先)穴井航史○効果優勢△市丸貴彬(次)
(先)穴井航史×引分×尾上大輔(中)
(次)羽賀龍之介○指導1△矢田友克(副)
(次)羽賀龍之介×引分×山田泰裕
(中)藤井岳
(副)高木海帆
(大)豊田竜太


修徳○1人残し△東海大仰星

(先)石井貴大△後袈裟固○上平和政(先)
(次)田中健太郎○指導1△上平和政(先)
(次)田中健太郎△横四方固○奥村達郎(次)
(中)狩野貴大△内股○奥村達郎(次)
(副)児玉雄一△袈裟固○奥村達郎(次)
(大)岩尾敬太○崩袈裟固△○奥村達郎(次)
(大)岩尾敬太○指導1△姫城翔(中)
(大)岩尾敬太○払腰△山口僚(副)
(大)岩尾敬太○内股△内村拓瑠(大)


国士館○1人残し△國學院栃木

(先)松本三津夫○縦四方固△倉持剛(先)
(先)松本三津夫△有効優勢○羽鳥雄介(次)
(次)田中優也×引分×羽鳥雄介(次)
(中)上杉亮太○支釣込足△田中勝汰(中)
(中)上杉亮太△技有優勢○北野裕一(副)
(副)住谷仁志○縦四方固△北野裕一(副)
(副)住谷仁志△小外掛○後藤有輝(大)
(大)春山友紀○上四方固△後藤有輝(大)


大成○4人残し△田村

(先)中井貴裕○効果優勢△二瓶俊樹(先)
(先)中井貴裕○有効優勢△増子雄太(次)
(先)中井貴裕×引分×織田隆久(中)
(次)高橋良介○内股△小泉徹也(副)
(次)高橋良介○技有優勢△高橋昂太(大)
(中)稲木貴統
(副)菅原武志
(大)稲田基



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■1回戦

皇学館(三重)○2人残し△佐賀商(佐賀)

札幌第一(北海道)○3人残し△東北(宮城)

福井工大福井(福井)○1人残し△天理(奈良)

水戸短大付(茨城)○2人残し△盛岡中央(岩手)

高水(山口)○2人残し△岡豊(高知)

開星(島根)3人残し△東海大三(長野)

箕島(和歌山)○1人残し△青森北(青森)

近大福山(広島)○1人残し△飛龍(静岡)

鶴来(石川)○1人残し△日田林工(大分)

阿波(徳島)○3人残し△日本航空(山梨)

山形工(山形)○3人残し△高松商(高松)

作陽○(岡山)1人残し△長崎東(長崎)

東海大浦安○1人残し△九州学院(熊本)

近江(滋賀)○2人残し△八頭(鳥取)

國學院栃木(栃木)○2人残し△中京(岐阜)

京都学園(京都)○1人残し△秦野南が丘(神奈川)

東海大第五(福岡)○2人残し△明桜(秋田)

旭川龍谷(北海道)○1人残し△前橋商(群馬)

世田谷学園(東京)○2人残し△豊栄(新潟)

延岡学園(宮崎)○1人残し△近大附(大阪)

■2回戦

東海大相模(神奈川)○4人残し△皇学館(三重)

埼玉栄(埼玉)○2人残し△札幌第一(北海道)

甲陵(鹿児島)○代表戦△福井工大福井(福井)

水戸短大附(茨城)○1人残し△高水(山口)

修徳(東京)○2人残し△開星(島根)

沖縄尚学(沖縄)○1人残し△箕島(和歌山)

東海大仰星(大阪)○2人残し△近大福山(広島)

鶴来(石川)○3人残し△阿波(徳島)

国士舘(東京)○1人残し△山形工(山形)

作陽(岡山)○4人残し△神港学園(兵庫)

東海大浦安(千葉)○2人残し△小杉(富山)

國學院栃木(栃木)○3人残し△近江(滋賀)

大成(愛知)○2人残し△京都学園(京都)

新田(愛媛)○3人残し△東海大第五(福岡)

田村(福島)○1人残し△旭川竜谷(北海道)

世田谷学園○2人残し△延岡学園(宮崎)

■3回戦

東海大相模○2人残し△埼玉栄

甲陵○2人残し△水戸短大附

修徳○3人残し△沖縄尚学

国士舘○1人残し△作陽

國學院栃木○1人残し△東海大浦安
田村○1人残し△世田谷学園



写真:K2PhotoClub 國井敬児

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