柔道 ワザの極意
-歴戦の柔道家が明かす勝つためのポイント-

→amazon.co.jpでこの本を購入
豪華メンバーによる「技の大百科」最新版
解説者:篠原信一・中村行成・園田隆二・日下部基栄ほか
対象者:中上級者・指導者
出版社:ベースボールマガジン社
出版年:2006年
ページ数:98
定価:\1200(\1143+税)
Book Review
2004年1月から「近代柔道」誌に連載されている人気コーナー「入門!一流の技術!」の中から、14人の得意技をまとめて編集した中上級者向け技術書。
篠原信一や中村行成といった、指導の世界では比較的新しい世代のトップ選手達が、自分の得意技を、自分なりの掛け方で紹介してくれている。
ベースボールマガジン社には、既に同じ主旨の企画で「体型別 技の大百科」という3巻組の大作があるが、本書はいわばその続編として位置づけられる。
前作のように体型別・技別といった網羅的な作品の完成を待っていたのでは時間が経ってしまう。とにかく早く出して欲しい、という柔道ファンの望みをかなえたという点、非常に評価したい。
全体に、レイアウトも洗練され読みやすい。項目に統一はないが、とにかく、「選手が語りたいこと」に特化して内容を重視した構成は逆にポイントがわかりやすく好感が持てる。
当たり前だが、どの選手のどの説明にも「相手の動き」「相手の意図」の中でどう攻めるかという観点が鮮明。実戦で成果を挙げてきた技術ならではの迫力がある。
時代の変化か、掲載人数の差か、活躍年代として40年以上に渡る幅広い世代の選手を網羅した前作に見られるような「とんでもない掛け方、考え方の発見」というような楽しみはやや減ったが、現代柔道で実際に成果を挙げてきた技術と工夫は、柔道選手としては必見といえるだろう。
また、今回は「女子編」が用意され、女子のトップ選手の解説が掲載されている。
女子は筋力・体型などで男子と異なるロジックが必要な場合もあり、女子の競技人口が増加を続ける現在、指導者にとっても選手にとっても大いに参考になるはずだ。
投稿者:運営者
内容
【インタビュー】技を極めるために 古賀稔彦7段
■Part1 男子編
古賀稔彦の一本背負投
篠原信一の大外刈
下出善紀の大内刈
園田隆二の巴投
養父直人の払腰
小嶋新太の支釣込足
矢島智彦の三角絞めからの崩れ上四方固
中村佳央の十字固
中村行成の内股
■Part2 女子編
日下部基栄の大外刈
真壁友枝の大車
南條和恵の背負投
手嶋奈美の内股
鈴木若葉の背負投
→amazon.co.jpで「柔道 ワザの極意」を購入
本書に関して自由にコメントしてください。↓