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現代柔道論 国際化時代の柔道を考える

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柔道の国際化、ルール、練習法など現代柔道の諸問題を考察

著者: 佐々木武人、柏崎克彦、藤堂良明、村田直樹
対象者: 全ての柔道家

出版社: 大修館書店
出版年: 1993
ページ数: 251
定価: ¥1,800 + 税

Book Review
本書は柔道界の4人の論客が、今後の柔道のあり方、特に柔道国際化、ルール、練習法、女子柔道、健康管理などの諸問題を考察したもの。

誤解を恐れずに現代柔道の葛藤を一言で表せば、二つの柔道、即ち勝利至上主義の競技スポーツとしての柔道と、嘉納治五郎の目指した体育、勝負、修心を目的とした人間教育としての柔道のせめぎ合いということになるだろう。だが柔道の一つの目標として「勝負」があるため、この二つの柔道は必ずしも対立するものではない。ただ、勝利至上主義一辺倒になってはならぬということである。修心の部分については、指導者の薫陶によるところが大きい領域であり、指導者のより一層の努力が望まれる。

本書で論じられている国際化に伴う柔道の変容については、致し方ない部分も大きいだろう。勝負(試合)がある限り、客観的なルールが必要になり、また勝負がある限り勝とうとするのは当然。その結果、選手がルールを利用した戦い方をするようになるのは避けられない。美しい柔道を追求するのであれば、そのような選手を批判するのではなく、ルールの方を変更するしかない。これで完璧というルールは有り得ないが、美しい戦い方を促すルールを不断に追求していくしかないだろう。

本書は他にも、生涯スポーツとしての柔道、正しい柔道とは何かなど多くの興味深いテーマを論じている。

投稿者: 運営者

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