精神力

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一時代を築いた古賀稔彦による選手そして指導者としての精神論
著者: 古賀稔彦
対象者: 競技者、指導者
出版社: 角川oneテーマ21
出版年: 2001
ページ数: 173
定価: ¥571 + 税
Book Review
試合直前に膝を負傷し、痛み止めの注射を10本も打って臨んだ1992年バルセロナオリンピックで見事金メダルに輝いた古賀稔彦が、精神力の重要性、精神力の鍛え方、選手そして指導者としての心構えを説く。
それまで恐いもの知らずで戦ってきた古賀だが、日本人選手へのブーイングが激しかった1988年のソウルオリンピックでは、試合を前にして戦うことへの恐怖を覚え、己の弱さを知ったという。古賀はその頃から精神力というものの存在を意識するようになる。
古賀にとって精神力とは、いかなる逆境のなかでも諦めない心、常に何者かに勝ちたいと思う心をいう。そして、精神力を鍛えるために、自主的に行動し、自らに目標を与え、小さな課題を一つずつクリアーしていくことを勧める。
栄光だけでなく、二度のオリンピックで敗れるという挫折も味わい、尚果敢に挑戦を続けていった古賀。現役選手にはその精神力を是非とも参考にしていただきたい。
本書を読めば、一時代を築いた柔道家古賀稔彦が、三度のオリンピックや全日本選手権でどのような心境で臨んだか理解でき、リアルタイムで古賀の活躍を知るファンにとっても極めて興味深い内容となっている。
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