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ヒマラヤ山麓に柔道があった

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ネパールで柔道を指導した青年海外協力隊員の奮闘記

著者: 金子 晃
対象者: 全ての柔道家

出版社: 文芸社
出版年: 2005年9月15日
ページ数: 265
定価: ¥1,700+税

Book Review
本書は、柔道弱小国ネパールでの、悲喜交々の柔道指導奮闘記である。

選手や指導者としてさしたる実績のない著者が、ひょんなことから青年海外協力隊員として発展途上国で柔道指導できることを知り応募する。派遣先はヒマラヤ山麓のネパール。

著者が赴任した当時(1984年)ネパールは一度も国際大会に選手を派遣したことがない超弱小国。練習環境も劣悪で、まともな柔道着もなく、コンクリートの上に畳を敷いて稽古に励んだという。

国際柔道連盟によると、世界187の国と地域に柔道連盟があるが、発展途上国では、このような柔道環境の国も多いのだろうか?

悪戦苦闘の末、著者は1988年にはソウル五輪に選手を派遣できるまでにネパール柔道を成長させた。

1988年に任期を終えた著者は、もう二度と戻ることのないと思っていたネパールに、2005年から最赴任しJICAシニアボランティアとしてまた柔道指導をしているという。

次に国際大会を見る機会があれば、ネパール選手に注目してみようと思う。

投稿者: 運営者

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